「素直な子供に育てたい」パパママ必見!子供が伸びる接し方のヒント!


絶対に皆こう思ってるはず。

「素直な子に育ってほしい」

こう願わない親は、いません。

ではどうすれば、子どもは素直に育つのでしょうか。

素直かどうか、それは性格だと思っていませんか?

実は、それは大きな勘違いなのです。

素直かどうかは性格ではない

まず最初に質問です。

あなたの職場にしょっちゅう嫌味を言ってくる上司がいます。

「こんな仕事に何日かけるの?」
「あんなに時間をかけて出来上がったのが、これ?」

こんな言葉ばかり投げかけてくる人の言うことを、あなたは素直に聞けますか?

聞きたいと思いますか?

私は無理です。

きぃパパ
きぃパパ

飲みに誘われたって、何かしら理由をつけてお断りです!

反対に、こんな上司はどうですか?

子どもが熱を出してしまい、病院に連れていかなきゃいけないときに

「大変だね。こっちは任せておいて」

なんて言ってくれる上司がいたら、大変な仕事を頼まれても「ちょっと頑張ろう」と思えますよね。

つまり同じ人でも、相手によって素直になったり反抗的になったりするのです。

これがわかっていれば、子育てにも活かしていくことができます。

素直さは性格ではなく、人間関係によるところが大きい

これは親子でも同様です。

「注意」「ダメ出し」はほどほどに

さきほどの職場の人間関係の例と同じで、子供も、親だからといって無条件に話しを聞いてくれるわけではありません。

子どもが覚えたての字を書いてくれたとします。

きぃママ
きぃママ

すご~い!よく覚えたね。上手にかけてるよ!




このようにほめればいいだけです。

それなのに「ちょっとバランスが悪いね。ここをこうしたらもっと上手に書けるよ」

こんな言葉はまったく余計です。

特に小学校中学年~高学年くらいで、親の言うことを聞かなくなる子が多くなります。

これは子供に対する、いわゆる「ダメ出し」が多くなる時期です。

子供はこう思っています。

「パパやママはダメ出しばかりで、僕のことをちっともわかってくれない」

こうした心理が働き、親とだんだん距離を置き、話す機会が減ってきてしまうのです。

素直さをはぐくむ子育て法4つ

こうした結果にならないよう、素直な子に育てる方法を3つご紹介しましょう。

素直な子に育てる言葉かけ

小さな頃の親子のコミュニケーションは、子どもの将来の人間関係や人格の形成にも影響を及ぼします。

なぜなら、子供は親子のコミュニケーションから人との関わり方を学ぶからです。

きぃパパ
きぃパパ

そのため「言葉かけ」というのはとても重要な教育法なんです

「悪いことをしたら謝る」

これは当然教えていくべきことですが、子どもの言い分を聞いてあげることも大切です。

何があって、その行為をしてしまったのかをきちんと聞いてあげ、その結果「どう思っているか」「何が悪かったと思う?」と投げかけて、考えさせること。

言い分があるなら聞いてあげ、本人が納得したら謝らせるようにするのです。

また、「〇〇して」「〇〇しなさい」という指示語・命令後は、やらされ感が強く、自主性が育ちにくくなります。

「〇〇しようね」と言い換えをして、できれば一緒に取り組みましょう。

 親子で共同作業をすることでコミュニケーションが取れ、信頼感も得られます。

× 早く片付けして
○ 一緒に片付けよう

途中まで一緒に片付けたら「あとは自分でできるかな?」と聞くと、やる気を出してくれるものです。

× 勉強しなさい
○ 勉強しようね

勉強も、最初から最後まですべてを細かく見る必要はありません。

同じ空間にいて、あなたは自分の仕事をしていても大丈夫です。

一緒に何かに取り組んでいる姿勢が大事なのです。

これらが習慣づいてくれば、そのうち自主的にできるようになります。

※学習習慣が身に付いていない子は教材が合っていないのかも!
参考までにご覧ください。
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素直な子供に育てるための傾聴と共感

傾聴とは心を傾け、聞くこと

人間は口は1つ、耳は2つ。

これはなぜか知っていますか?

しゃべる2倍、聞くためです。

今時そんな人はいないかもしれませんが、こちらの都合で頭ごなしに「〇〇しなさい」というのはご法度です。

きぃママ
きぃママ

イライラしているときや、焦っているときには、こうしたことをしてしまいがちですので、気を付けましょう

親子だからといって子どもは無条件に親を信頼してくれるわけではありません。

「パパやママは、しっかり話しを聞いてくれる」とわかっていれば、心の拠り所となり、信頼関係を築くことができます。

共感も欠かせない大事な要素です。

子どもが転んでしまい、痛くて泣いている。

「それくらい痛くない。ほら、立ちなさい」

きぃパパ
きぃパパ

いや、痛いんだって

きぃママ
きぃママ

痛かったね~、大丈夫?

これが正解ですね。

子供に寄り添う気持ちを大切にしていきましょう。

これらができるかどうかで、子どもの信頼感が得られるかどうかは格段に変わってきます。
≫話をよく聞いてあげることのメリットはこちら

素直な子供に育てるために「合意づくりのススメ」

子どもの言うことにまったく耳を傾けずに、親の一方的な意見だけを押し通すのは避けたいもの。

そのために合意づくりが大切になります。

わがままと思うようなことでも、頭ごなしに否定するのはNGです。

それをそのまま受け入れることは難しくても「じゃあ、こうしよっか」と代案を出してみましょう。

たとえば

りん
りん

お菓子買ってよ~!

きぃママ
きぃママ

いつもわがままばかり言って!ダメよ!

と全否定すると、親子の信頼関係にヒビが入るだけでなく、自己肯定感も損なわれてしまいます。

きぃママ
きぃママ

今日は買ってあげられないけど、次回はどう?

こう答えることで「意見を言ってもいいんだ」と学ぶことができ、親子の信頼関係も築くことができます。

素直な子供に育てるために「短所よりも長所を探す」

子どもは皆「愛されたい」「認められたい」と願っています。

しかし、ある調査によると「親が子どもにかける言葉の70%は叱ったりする否定的な言葉」だというのです。

きぃママ
きぃママ

これでは子どもは愛情を感じられず、将来は反抗的な態度をとるのも当然です

注意したい気持ちはわかりますが、グッとこらえて長所に目を向けていきましょう。

どんな子も短所はあります。

同じように、絶対にどんな子にも長所もあります。

きぃパパ
きぃパパ

我が家では、ママと話し合い「ダメ」「いけません」と言わないことにしました

きぃママ
きぃママ

これを「ダメいけません追放運動」と読んでいます

そして、小さな長所やがんばっていることを見つけて、ほめてあげましょう。

どんなに小さなことでも、ほめられたことが自信になります。

たとえば「今日は1回で起きられたね」「帰ってきて、言われてもいないのに手を洗えたね」「ありがとうって言えたね」など、ほめる要素はそこら中にあるはずです。

こちらが認め、ほめてあげれば、その分素直な子に育っていきます。

子供をほめるときのポイント

ほめる際のポイントもお伝えしておきましょう。

ポイントは3つ。

①おおげさに驚くこと
②具体的にほめること
③過程をほめること

どれも今日から簡単に始められることです。

詳しく解説します。

おおげさに驚くこと

ただ単にほめるだけでも子どもはうれしいものですが

きぃママ
きぃママ

えぇ~、こんなに上手な絵が描けるの?すご~い!ママびっくりしちゃった~

なんて言われたらどうでしょう?

子どもの立場になって考えてみればわかりますよね。

これからは、ほめるときにはおおげさに驚いてあげてください。

子どもの反応がこれまでと違うかもしれませんよ。

具体的にほめること

きぃママ
きぃママ

2つめのポイントは「具体的に」です

ほめるときには、何がよかったのかを具体的に伝えてあげるようにします。

具体的にいうことで、こどもは「ちゃんと見てくれている」と実感することができます。

たとえば子どもが絵を描いたときに「上手だね」とほめるのではなく、「周りの様子までよく描けてるね」とか「〇〇がこまかく描けて、すごいね!」と具体的にしてあげましょう。

結果ではなく過程をほめる

きぃパパ
きぃパパ

最近、うちの息子がひらがなをすべて覚えました

絵本を読んでいるときに「すごいね~」だけではなく「すごいね~。がんばって毎日覚えてたもんね~」と伝えてあげるようにしています。

「パパは僕ががんばっていたことをわかってくれている」と思ってくれているのではないでしょうか。

これらの3つのほめ方を実践することで親子の信頼関係が築かれていくはずです。

それは子どもの人格形成にもよい影響を与えていくことでしょう。

しつけの前に信頼関係を

親子とはいえ、しつけの前にまずは信頼関係を築くことが大切だということをおわかりいただけたでしょうか。

「信頼関係がある」という前提があった上での「しつけ」です。

まとめ

最後にこの記事で紹介したポイントをまとめておきます。

①素直かどうかは「性格<人間関係」
②信頼してもらうパパママになるために
 ▶命令、指示より協同を促す
 ▶話をよく聞き、共感してあげる
 ▶短所よりも長所にスポットを当てる
③ほめるコツ3つ
 ▶おおげさに
 ▶具体的に
 ▶過程をほめる
④しつけの前に信頼関係の構築を

きぃパパ
きぃパパ

素直な子どもに育ってほしい

きぃママ
きぃママ

それはあなたの言葉のかけ方・接し方次第なのです!

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