子供へのハグがもらたす驚きの効果!学力も自己肯定感もUP!【スキンシップのもつ魔法】

ハグ・スキンシップのもたらす効果は絶大で、じつに素晴らしい効果があります!

今回はハグやスキンシップ・抱っこのもたらす驚きの効果をご紹介!

ハグすることによるメリット
  1. 子どもの自己肯定感を高める
  2. 幸福感が増す
  3. 快眠効果が得られる
  4. 学力向上が期待できる

もちろん言葉をしゃべれない赤ちゃんを抱っこするときにも、同様の効果が得られます。

それでは詳しく見ていきましょう。

ハグがもたらす効果

子どもの自己肯定感を高める

自己肯定感が高いと、いろいろなことに意欲的に取り組め、多少の失敗ではくじけない強い心を持つことができます。

臨床発達心理士 岩立京子

なぜハグが子供の自己肯定感を高めるのでしょうか。

ハグが伝えるメッセージ
  • キミのことが大好きだよ
  • いてくれるだけで幸せだよ!
  • 何よりも大切な存在だよ!

ハグは、このようなポジティブなメッセージを言葉で伝えなくても、本能的に理解できる行為だというのが大きな理由です。

子ども自身が「ああ、自分は大切な存在なんだ」と、自然に認識できるのです。

とても大切な非言語コミュニケーションといえます。

きぃママ
きぃママ

自分の存在価値を肯定できるってことね

きぃパパ
きぃパパ

特に日本の子どもたちは他の国に比べ、自己肯定感が圧倒的に低いことで有名です

きぃママ
きぃママ

それを聞くと、なおさらハグしてあげたいわね

幸福感が増す

ハグをするとオキシトシンというホルモンが分泌されます。

これは別名「幸せホルモン」と呼ばれています。

オキシトシンが分泌されると、人は幸福感や安心感を感じることができます。

きぃママ
きぃママ

しかも、これは抱きしめた側にも分泌されるんです

きぃパパ
きぃパパ

子どもだけでなく、パパやママも幸福感を得られるということですね

快眠効果が得られる

ハグすることで、副交感神経が優位になります(交感神経が優位だと興奮状態となります)

それはどういうことかというと、血流が促され、心拍数が減ってきます。

きぃママ
きぃママ

リラックス状態になれるということですね

ストレスや不安感が軽減され、良い眠りにつながるというメカニズムです。

また、免疫力も強化され、感染症にかかりづらくなるという効果もあります。

ハグは心身ともによい影響をもたらすのです。

学力アップが期待できる

さて、ハグの効果に「子どもの学力アップが期待できる」というものがあります。

なぜなのでしょうか?

オキシトシンが分泌されると安心感に包まれる、というのは先ほどご説明しました。

不安な気持ちが解消され、リラックスした状態を保てるため、勉強にも集中でき、集中力や記憶力・好奇心を高めるといわれています。

きぃパパ
きぃパパ

家族とよくスキンシップを取っている子は、IQも高いというデータがあります

きぃママ
きぃママ

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親子のスキンシップが減るのは何歳から?

データによると、子どもが6~7歳になるとスキンシップが減るという傾向にあります。

子供も自我が芽生え、成長しているのですから当然といえば当然です。

小学校に入学し、友だちと遊ぶ時間が増えたり、習い事に行くなど、子どもたちも忙しくなるタイミングです。

きぃパパ
きぃパパ

でもスキンシップの効果は見てきたとおり絶大です

『小学生にもなって』と、パパママから突き放すようなことはしない方がいいでしょう。

そのような言葉は、これまで見てきたスキンシップのもたらす効果と真逆のものです。

ハグじゃないとダメなの?

これまでハグの効果を見てきましたが、お子さんが大きくなって気恥ずかしい場合もあるでしょう。

肩を軽くたたいたり、トントンと背中をたたいたり、ハイタッチや握手でも効果はあります。

ハグではなくとも、スキンシップが大切ということです。

きぃママ
きぃママ

「今さらハグは恥ずかしい」という方もこれで安心ですね

ハグの長さはどれくらいがいいの?男女差あり!

一般的に、大人は6~7秒のハグでオキシトシンが分泌されています。

お子さんの場合はこれよりも短い時間で分泌されることもわかっています。

ただ、男の子の方が女の子よりも分泌に時間がかかります。

きぃパパ
きぃパパ

これはテストステロンという男性ホルモンが、オキシトシンの分泌を妨げるためです

ですので、男の子の場合は意識的に回数を増やしたり、ハグの時間を少し長めに取ってあげるようにしてあげてください。

夕方以降に効果がアップ

朝よりも夕方の方が副交感神経は優位になります。

つまり、夕方以降にスキンシップを取る方が、朝よりも高い効果が得られます。

絵本を読んだり、くすぐったり、ハイタッチしたりと楽しい雰囲気の中で、たくさんオキシトシンを分泌させてあげてくださいね。

絵本の読み聞かせも抱っこをしながら

子どもが小さい家庭では、毎日のように絵本の読み聞かせをするところも多いのではないでしょうか。

読み聞かせも抱っこしながら、もしくは膝に座らせて読んでみましょう。

自然とスキンシップがとれますね。

そうすると、普段からコチョコチョとくすぐったりも自然にできます。

きぃママ
きぃママ

くすぐるのも立派なスキンシップなんですよ!

まとめ

これまで見てきたように、ハグは子どもの成長にとてもよい効果をもたらします。

スキンシップをとっている親子は、そうでない親子よりも良好な関係にあるのは当然といえるでしょう。

幼少期から多くのハグを受けて育った子は、問題行動を起こしにくい上に、情緒豊かな大人に育つこともわかっています。

よくハグされた子どもは成長の過程でより頭がよくなることや、自尊心が高くなる、心が強くなる、といったエビデンスもあるため、頻繁なハグは子どもの快眠も含め、脳と心の発達にかなり有益だと思われます。

人間性脳科学研究所所長 澤口俊之

さあ!家族団らんを楽しむのであれば、そこに少しだけスキンシップをプラスしてみませんか。

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