育児に大切な「共感力」を磨こう!

育児で大切なこと、いくつもありますよね。

その中でも上位に位置すると考えられるのが

親の共感力

といわれています。

実際、子どもは共感を求めています。

なぜ共感力が大切なのか、深堀りしていきましょう。

子どもは「パパママ、共感して」と思っている

「小さな子の問題行動や反抗に手を焼いてしまう」

これを経験しないパパママはいないでしょう。

反抗やイヤイヤ期が始まったら、まず子どもの気持ちを受け止め、共感する言葉をかけることがポイントになります。

やってはいけない「剛速球で返す」

たとえば、小さなお子さんがあなたのことを叩いてきたとします。

そんなとき、あなたはどういう声をかけますか?

多くの方はこう声をかけるのではないでしょうか。

叩くのはダメだよ!

こうなると「会話」ではなく「尋問」が始まってしまいます。

受け止められない剛速球を、親から投げられたようなものです。

会話はキャッチボール。

キャッチボールで剛速球を投げてはいけませんよね。

子どもの行動には必ず理由がある

「叩いてはいけない」

あなたの言うことは正論です。

じつは子どもだって叩いてはいけないことはわかっています。

きぃパパ
きぃパパ

ところが、ついつい手が出てしまうんです

では、その理由は?

叩いてしまった理由は「ある」と思いますか?

それとも「ない」と思いますか?

行動した理由を聴いてあげよう

子どもが幼くても、行動の理由は絶対にあります。

まずはそれを聴いてあげてくれませんか。

きぃパパ
きぃパパ

どうして叩いたの?

これが第一声であることが理想です。

あなたが友達に急に叩かれたら何て言いますか?

もし、あなたが急に友達に叩かれたら何て言いますか?

「え、何で?」
「どうして叩くの?」

多くの方がこのように言うのではないでしょうか。

おそらく「叩くのはダメだよ」と最初にいう人はほとんどいないはずです。

同じように、お子さんにもまずは理由を聞いてあげてください。

共感が絆を深める

まずはお子さんを受け止め、共感してあげることがポイントです。

親がすべきことは「尋問」でなく「共感」です。

忙しい中でも、できればお子さんの話をきちんと聞いてあげてください。

きぃパパ
きぃパパ

そうすることで確実に親子の絆が深まります

「ママはいつも僕の気持ちをわかってくれる」

「だから何かあったらママに話そう」

といった信頼関係を築くことができます。

何回も何回も粘り強く話しを聞いてあげることが大切なのです。

親が裁判官にならないよう注意を

子どもがケンカをしてしまいました。

絶対にNGなのは、この言葉。

どっちが先に手を出したの?

「先に手を出す方が悪い」という意見はもっともですが、そうさせるようなことを相手に言われたかもしれません。

そこを理解せずに一方的に叱られると、子どもは傷ついてしまいます。

パパママは警察官でも裁判官でもありません。

「どっちが悪い」と判断するよりも、話を聞いてあげるのが家庭の役割なのです。

子どもの考えを代弁してあげる

なんでも「イヤイヤ」と言われてしまう。

「イヤ」というのは否定の言葉。

大人とはいえ、そういった言葉をずっと聞かされると気が滅入ってしまいます。

「じゃあ、どうしたいの?」と問い詰めたりますよね。

きぃパパ
きぃパパ

でも、私はそれで状況がよくなったことは1度もありませんでした

子どもがどうしたいのか、何を伝えようとしているのか、こちらも全力で考え、時には気持ちを代弁しながら受け止めていきましょう。

こちらもついイライラしてしまいますが、そこは大人と子ども。

真正面からとらえずに、1歩ゆずってあげてアプローチしていきましょう。

危険がなく許される場面であれば、数秒もしくは数十秒その場を離れることも有効です。

「いつも完璧」でなくて良い!

なにも毎回100%良い対応ができなくても構いません。

そんな神のような人間は世界中のどこを探してもいません。

100%を目指すのはやめましょう。

できないときがあったって良い!
できないことがあったって良い!

「たまに怒ってしまった=ダメな親」なんてことは一切ありませんよ。

けれど、ときにはお子さんの声に耳を傾けてあげてくださいね。

なぜなら口は1つ、耳は2つ。

それは自分がしゃべった2倍、人の話を聴くためなのですから。

できるとには全力で聴いてあげましょう!

それが共感です。

▶「親子のハグがもたらす効果」はコチラ

コメント

タイトルとURLをコピーしました