「子どもに対して働きかける時期が早ければ早いほど、才能の伸びる可能性は広がる」
株式会社しちだ・教育研究所代表取締役社長 七田厚
これを読んでくださっているアナタ、こう思ったことありませんか?
うちの子って実は天才なんじゃ?
この子は神童ですか?
「え?あの時のこと覚えてるの?」という場面、どんなパパママも少なからずあるのではないでしょうか。
子どもの記憶力に関するエピソード
うちの子は箱根旅行で少しだけ立ち寄った観光地が、たまたま1週間後にテレビに映ったことがありました。
ほんの少し立ち寄っただけの場所でした。
画面から見えるアングルは彼女の見たものと当然異なります。
それなのに娘はそれを見て、
ここ行ったことある!
なんて言い出すじゃありませんか。
やばっ!この子、天才!
またある時は、1年以上前の出来事について、突然言い出したことがありました。
パパと2人でお出かけしたあとにオムライス食べたの美味しかった
それまで1度もそのことについて話したことはなかったにも関わらずです。
また、NHK教育テレビの「えいごであそぼ」という番組の中で、英単語のリスニング問題があります。
うちの子たちは英語学習を始める前から、聞き間違えたことはほとんどありませんでした。
私の記憶では間違えたのは最初の1回だけ
パパママの方がよっぽど間違えます
そこで冒頭の「うちの子って実は天才なんじゃ?」についてです。
そう、子どもは例外なく天才です!
人間の能力にはもともと「筆で横線を引いて、その上と下くらいの差しかない」とも言われています。
その能力をどこまで親が信じ、伸ばしてあげるか。
ここで差がつくのではないでしょうか。
重要な「3歳までの関わり」
特に幼児期の関わり方は重要です。
「子どもが3歳になるまでに脳の発達がほぼ完了する。新生児の脳の細胞は多くの成人が何が起こっているかを知るずっと前に増殖し、シナプス(神経細胞相互間の接続部)による接合が急速に拡大して、終生のパターンがつくられる。わずか36カ月の間に子どもは考え、話し、学び、判断する能力を伸ばし、成人としての価値観や社会的な行動の基礎が築かれる」
引用元:2001世界子供白書
つまり幼児期の教育が学業の成績のみならず、青年期や成人期の性格までをも左右することになるのです。
小さい頃は見たこと聞いたこと、すべてをグングン吸収していきます。
その可能性は私たち大人の常識をはるかに超え、もはや驚異的とすら言えます。
脳や神経に心地よい刺激を与えることで、どんどん脳も磨かれていきます。
知育・教育は0歳から始める
世界19の国と地域で実践され、累計100万人に学ばれている「七田式教育」では0歳からの教育を推奨しています。
0歳から?さすがに早いような気もするけど?
しかし、最近は年齢が低ければ低いほど吸収力があるということが、脳科学の分野では証明されはじめています。
脳は3歳までに80%、6歳までに90%が完成するということがわかってきています。
生まれながらにして人生最大の成長期を迎えているということです。
これを聞いたら、始めるのは早いに越したことはありませんね
教育って何をすればいいの?
では、そんな七田氏が実践した教育方法とは何だったのでしょうか。
それは声掛け・言葉かけです
たとえば身の回りにはいろいろなものがあります。
指を差して「これは○○だよ」と教えてあげることが第一歩だそうです。
抱っこして家の中を歩くだけでも相当数のものの名前を教えることができます。
家の中で簡単にできますので、試してみてください
赤ちゃんて、よく自分の手を眺めてますよね
そんなときにも「これはお手てだね」「誰のお手てかな~?」「こっちは右手、こっちは左手」など、たくさんたくさん話しかけてあげてください。
絵本の読み聞かせ
ここまで読んでいただいたら、絵本の読み聞かせの重要性はご理解いただけたかと思います。
「我が家の場合、子育ての中でも一番大切にしていたのは、絵本の読み聞かせです」
株式会社しちだ・教育研究所代表取締役社長 七田厚
小さなころからいろいろなストーリーに触れさせてあげることで、語彙力や想像力・理解力から読解力等々、ありとあらゆる力を育むことができます。
どうかたくさんの本を読んであげて、良質な言葉のシャワーを浴びせてあげてください
結果を急がない
ただ、結果はすぐにはついてきません。
いくら天才でも1~2歳でスラスラしゃべって、計算もできて、漢字も書けて、なんてできません。
実を結ぶのは早くても数年後となるわけです。
超長期的な視点が必要ですね
その上、月齢が低いうちは集中できないことも多くあるでしょう。
本当に理解しているのな?不安になっちゃうわ
大丈夫です!
赤ちゃんは本当は理解できているけど、言葉や行動で表すことができないだけです。
なによりも大事なのはこちらが話しかけるのを、ねばり強く繰り返してあげることなのです。
- 月齢が低いほど脳の吸収力は高い
- たくさん声を掛けてあげることが教育の第一歩
- 効果を実感できなくても続けること
目に見えた成果はすぐには表れませんが、それは私たちが学生時代に行ってきた勉強であったり、仕事であったりも同様ですよね。
それでも子どもの脳は刺激をいっぱい求めてます
さあ、今日も子どもをギュッと抱きしめ、たくさんのお話しをしてあげましょう!
ご興味のある方は学習教材の選び方のポイントもご覧ください。
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